2014・7・30 栄養管理ソフト「かん腎かなめ」
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夫が腎臓を悪くして、2ヶ月半入院していた。
大雪の後、まだ寒い中、都内の経済関係の講演会に出かけて、
インフルエンザをもらってきたのが、腎臓を痛めたきっかけらしい。
インフルエンザの後体調が悪く、一ヶ月くらいしてから本当に体調が悪化した。
夫の家はそもそも、辛い物をおかずに、ご飯を大量に食べる習慣があった。
夫は、おいしい物の中に、特定のたくあん、などという指定があって、
大雪で4日買い物に行けなかった時も、
栄養的にはまだ食材の不足はないと思うのに、「たくあん、たくあん」とせがまれて、
まず買い物の目的になったのが「たくあん」だったほどである。
具合が悪くなって、食欲がなくなってから、その「おいしいもの」というのが災いしたと思う。
私も、自分が低血圧で塩分の心配など必要がないものだから、
夫の、強い嗜好と、私の意見を頭から否定する傾向と、
栄養バランスの知識と関心を欠いている傾向が影響して、
高血圧という体調悪化に、さらに輪をかけたような具合だったと思う。
高血圧がコントロールできない状態が続いた結果、腎臓が悪くなったらしい。
治療経過と本人の体質と病気の状態がないまぜになって、単純な形の腎臓病とはいかなくなり、
入院が長くなってしまった。
そして明日、7月31日、やっと退院の運びとなった。
退院とは言え、経過観察である。自宅で療養するということだから、
食事管理の責任者は私である。
どういう流れだったか忘れたけれど、栄養管理ソフトで食事を管理しよう、ということになり、
お試し版をいくつかダウンロードして検討の結果、『かん腎かなめ』というソフトを購入することにした。
一人分の管理しかできないが、とにかく、夫が見て感じでわかる、腎臓病対応ということが決め手だった。
それよりも先に購入したのは、タニタのデジタルクッキングスケールだった。(アマゾンで2409円)
0.1グラム単位まで量れて、計量器にお茶碗を乗せてゼロ表示にし、
それにご飯を盛って、150グラム分、などと知ることができる。
これから何年やっていけるかわからないが、この二つを武器に、食事管理をしていかなくてはならない。
食事なんか普段大雑把なんだから、はかって管理なんか、できるものではない、
という考え方もあるかもしれないが、
計量して多少誤差が出るのと、目分量の大雑把とでは、
格段に違うと思うので、延命?できる可能性を問うなら、
やっぱり計測を原則にした方がいいと思う。
即座に高価な市販の腎臓病用調整食を使い始めるわけにはいかないし、
夫も食べたことのないものばかりでは気の毒だし、
食べ慣れた物を口に入れられないのは大変だろう。
調理側の私も、みんな同じ食卓を囲んで、少々味付けを変えるくらいで、
やっていく方法がないだろうか、と思うわけである。
栄養管理ソフトをインストールしてまずやったことは、
ソフトに内蔵されている食品成分表に載っていない、我が家の普段使いの食品を登録することだった。
例えばコーヒーに入れるマリームハーフ、顆粒のコンソメ、アイスクリームなど、
我が家特有の定番食品を、
ソフト内蔵の食品成分表の数値を、包装容器に記載の数値(大抵6項目くらい)でアレンジして、
登録する。「食品マスター」という項目の、食品追加機能で修正できる。
アイスクリーム「明治エッセルスーパーカップミニ超バニラ」だと、
カップ容器と蓋の重量が4.8グラム、アイスが入った状態で81.8グラム。
中身の重量は、81.8g引く4.8g=77g。
ソフト内蔵の食品成分表に、高脂肪アイスクリームがあるので、それを選択すると、
標準成分が出てくるが、その標準成分を、我が家特有のアイスクリームの成分に修正して登録する。
製品パッケージには90ml当たりの成分表示が載っているが、重量は77gなので、
これを100gの成分に修正する。
100gのアイスクリームでは、77gの製品がどれくらい取れるか。約1.3個である。
だから、77gの製品の栄養素を、それぞれ1.3倍すれば、
100gの「超バニラ」の栄養素が6種類わかる。
ソフト内蔵の食品成分表にある標準値を、6種類分、我が家専用食品として修正し、
それに新しい食品管理番号を付けて、追加登録する。
新しい食品管理番号は、33−33以降49−49までが何も登録されていない場所なので、
たとえば、33の001にする。
この時、標準の食品成分表の管理番号 等は、カーソルを持って行って、
デリート(Delete)キーで消すこと。
「クリア」ボタンをクリックしてはいけない。
こういうことをして、自宅で使う食品を登録しておく。
それから、自宅で作ってきた、慣れた料理を作る。
使う食品を、それぞれ全量、量って記録しておく。薄味のつもりで作る。
全部作ってしまってから、再度、全部の重量を量る。
患者一皿分の重量を量る。それから、この一皿は、出来上がり量の何パーセントか、を計算する。
すると、最初に量ったそれぞれの食品材料の内、
大体何パーセントの重量が、一皿に盛り合わされているのか、がわかる。
ソフトの食事記録に入力してみて、1食分、2食分、3食分と合計数値を見ながら、
1日分で調整する。
と、これまでのところ、このように考えています。
「超バニラ」、これまでの経験では、この暑いのに、絶対食べたいと言うと思うのだが、
血管系も悪い。食べていいかどうか、聞いてこなければこなければなるまい。
腎臓病用の食事の本を見ると、いろいろ料理があるのだが、
夫は、変わったことはするな、で、通してきたし、
例えば、とり胸肉をカツにすると、他の者はおいしいと言って食べるのに、
ふんわり柔らかく作ってあるのに、
夫だけは、これだけは食べられない、といった風に、一口口に入れて、
なお、顔をしかめて食べない、
というような、わけのわからない引っかかりがいろいろあるので、
これから料理を試すのも、非常に気がかり。