儒教とガリレオ
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学校教育を通じて知ることで矛盾を感じたことの一つに、
儒教的な、「分をわきまえる」という考え方と、
ガリレオのアリストテレス説検証の話がある。
学校では、上(つまり社会的上位者・年長者・両親・先生)を敬い尊重し、
自分が下位にあることの立場をわきまえよ、と教える。
先生とは、先に生まれたから先生である。先生は尊重しなければならない。
(ということを言っていた、寺島氏のことはよく覚えている。
今思い出すと、思考調査の結果を踏まえて、
私を指して言っていたのではないかという気がして、いやらしく感じられて非常にいまいましい。)
しかし私は一方では、ガリレオが2千年前のアリストテレス哲学を、実験で検証した話も知っていた。
ガリレオの話は、子供向け伝記によく出てくる、人気のある話で、
2000年もの間、間違ったことを信じて勉強し、それを教え続けた大人がいた、
ということが不思議に思えた。
この話から私が汲み取った教訓は、ガリレオのように、先学の話といえども、検証すべし、であった。
(ガリレオの話を、戦前の文系の高度の勉強をした人たちが、普通に知ったかどうか、ちょっと気になる。)