吉見義明氏と軍医日記
「なでしこアクションへのメール」へ戻る
吉見義明氏について
笠原十九司・吉田裕編『現代歴史学と南京事件』柏書房2006年p194に、
吉見義明氏の「南京事件前後における軍慰安所の設置と運営」という論文があります。
ここに、吉見氏が古書店で購入した「渡辺進軍医大尉日記」というものが、
大幅に引用されています。
吉見氏がどのようなものを購入されたのか、ご自分で解読されたものか、
それを確認しなければならないでしょう。
すでに、「中国系譜のニセモノが日本近現代研究者向けに流入」している可能性が大きい中で、
吉見氏が安易に古書店で購入したもの、というのは、非常に怪しく思われます。
渡辺軍医が実在の人物なら、親族に尋ねて、確かに軍医のものと、
確認できるかどうか、調べる必要があるでしょう。
そして吉見氏によって重要証拠とされているのですから、
吉見氏本人の、「研究者としての誠実さ」を確認するには、
「この日記の現物確認に協力していただけるかどうか」
という点から、確認作業が始まると言って過言ではありません。
どなたか年長者や研究者たちに協力していただき、
吉見氏所有と判明しているこの日記の、現物公開調査を、吉見氏に依頼するべきです。