芝遺跡発掘報告(3世紀・海部の海運)
海部氏と中央政界 海陽町歴史記述の問題点
海部川を少し遡った所に芝という所がある。小学校施設建設の際に遺跡が発見された。
平成17年海部公民館報第145号に、この芝遺跡の発掘報告が載っている。
海運に関する部分の概略
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「鎌倉・室町」、「弥生中期後半頃」、「古墳時代初期」の遺構を確認した。
大量の土器が出土。弥生時代末から古墳時代初め。
徳島・香川・高知・岡山・関西地域のもの。
3世紀の外来系土器の出土量は、今のところ県内最多。
特に関西地域の布留式土器が多く出土。
3世紀の時期に徳島・高知ルートが開発されたと考えられる。(「芝遺跡の発掘成果・その1」全文)
参考:日本各地の「海部」地名